「自分は運が良い」と感じている人ほど人生の満足度が高い
たとえるなら、「テストの点数は運次第だ」と思うのが一般的運信念で、「自分はテストでヤマが当たりやすい」と思うのが、個人的幸運感です。
調査の結果、この2つの考え方は幸福感(ウェルビーイング)に対して、真逆の相関関係を示すことがわかったといいます。
個人的幸運感が高い人は、人生に対する総合的な満足感が高いだけでなく、日頃からポジティブな感情を感じやすく、ネガティブな感情も少ないというプラスの相関が見られました。しかも、こうした人たちはゲームでペアを当てたとき、運のおかげだと感じると同時に、自分の実力のおかげだとも感じる傾向がありました。「運は自分の心がけや行動次第で引き寄せられる」という感覚を持ち、成功を運と実力の両方に柔軟に結びつけられることが、プラスの相関の背景にあると研究チームは考察しています。
一方、一般的運信念が強い人は、人生への満足度が低いというマイナスの相関が見られ、「世の中の出来事は運で決まる」と考える人は、物事を自分の力で左右できるという感覚(統制感)が弱く、それが満足感の低さと結びついているのではないかと推察されています。


















