老後に広がる「1日1食」の残酷格差…片岡鶴太郎は“仙人”だが庶民は“節約”
11時ギリギリに入店して朝昼兼用の1食で済ませるわけだ。50代の経済誌編集者はこう話す。
「農水省の調べでは10年前に220円ぐらいだった卵1パックが、今は物価高で300円超え。体感では2倍近く上がったような気も……総務省が2月に発表した“エンゲル係数”は28.6%と、生活苦のサインとされる30%目前。数字はあくまで平均値で、物価高にあえいでいる年金生活者は大勢いるわけです」
中堅メーカーを65歳で退職した和夫さん(68=仮名)は、定年を機に妻から“卒婚宣言”されて家庭内別居状態に。家事は全て妻任せだったせいで、食事の支度もやる気がしない。
「私もお金がないから、牛丼チェーンの朝定食で朝昼兼用の1日1食で、生活のリズムが2時間前倒しに。夕方に缶ビールで一杯やって、夜8時ごろには眠たくなってくる。さすがにヨガはしませんが、朝3時には目が覚めてしまいます」
定食チェーン「やよい軒」は先月2日から「朝食」を30円値上げ。頼みの綱もじわじわと……。
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