首位争いオリを牽引 ペーニャに聞いた「本塁打量産」の秘訣

公開日: 更新日:

――本塁打の量産はその辺が理由?

「ホームランは狙っているわけではない。打席ではバットの芯で強くボールを叩くことに集中している。その結果が、ホームラン。だから、ホームランの数は気にしていないんだ」

――とはいえ、本塁打数はリーグトップ。メヒア(西武)が猛追してきているが、ホームランのタイトルを狙ってもいいのでは? 打点もリーグ2位です。

「(クビを何度も左右に振りながら)その気持ちは全くない。仮に自分自身の成績が良くても、チームが優勝できなければ、何の意味もない。今、チームはソフトバンクと優勝を争っている。そのタイトル(優勝)の方がオレは欲しいし、価値があると思っている」

――そこまで優勝にこだわるのは、クビにされた古巣ソフトバンクに対するリベンジの思いが強いからですか?

「(再び激しくクビを振りながら)それもノーだ。確かに、昨シーズンは結果が出せなかった(出場55試合で打率233、1本塁打、16打点)。けれど、それは自分の責任。チームのせいではない。それに、ソフトバンクは才能を持った選手が大勢いて層も厚い。競争も厳しい。そこで成績を残せなければ、試合に出られないのは当然だ。でも、オリックスは今季、そんな自分にチャンスをくれた。だから、ソフトバンクというより、オリックスへの感謝の気持ちの方が強い。だから、どんな形でもいいから優勝したいんだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も