エース上野が肉離れ 東京ドーム初のソフト国際試合を欠場
目玉が消えた。
日本ソフトボール協会は昨15日、代表エースの上野由岐子(33=ビックカメラ高崎)が23日から行われる日米対抗戦を欠場すると発表した。左ふくらはぎを肉離れしたためで、7月5日に米オクラホマで開幕するW杯への出場も取りやめる。
中でも日米対抗戦は、初戦の舞台に東京ドームが用意され、同球場で初めて行われるソフトボールの国際試合と話題になっていた。野球・ソフトが20年東京大会で五輪復帰を目指している事情もあり、CS放送ながらテレビの生中継もついた。
実績も知名度も群を抜く上野の存在があってこそで、本人もその“宣伝”を兼ねて4月24日の巨人―DeNA戦で始球式を務めていた。その大黒柱が欠場だ。ファン以上にテレビ局が肩を落としているのではないか。