プロ野球選手とJリーガーは“超禁欲” 五輪まで終わらない

公開日: 更新日:

まるで東京五輪のモルモット

 このプロ野球、Jリーグの観客問題は、来夏に開催が予定されている東京五輪の客入れに直結する。五輪の観客数は、プロ野球、Jリーグの観客上限を参考に判断される可能性が高いからだ。

 この日、菅首相は、来日中のIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と会談。「観客の参加を想定した、さまざまな検討を進めていることを説明した」と話した。バッハ会長も五輪組織委の森会長との会見で、「プロ野球、体操の国際大会(8日)は大変、成功して運営されている。合理的な人数であれば観客は参加できる」と、引き合いに出し、有観客開催の実現を求めている。

「我々がその判断材料になるわけで、プロ野球で問題が起きれば、五輪開催に影響しかねない」と、球団関係者が続ける。

「来年2月のキャンプから、五輪開催に伴う中断期間が始まる7月下旬まで引き続き、厳密な対策をしなければいけない。今季、阪神の西勇が不倫密会をしたり、西武の森が自宅に一般女性を呼んだりして、世間を騒がせたが、浮気や不倫、風俗遊びはもちろん、集団での外食も規制を敷く必要があるでしょう」

 選手たちは東京五輪が終わるまで、超禁欲の堅苦しい生活を強いられそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし