日本スポーツのコロナ対策はザル 月1検査はパフォーマンス

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 コロナ禍2年目のプロ野球が26日に開幕する。

 1都3県が緊急事態宣言下にあり、さらに延長も見込まれている中でのシーズンイン。ペナントレースが120試合に短縮された昨季は、観客動員にも大幅な制限がかかった。

 今季の開幕に向けて入場制限の緩和を要望しているNPBはスポーツ庁などと協議を進めているが、昨季と同様に独自の感染対策を施して一人でも多くの客入れを実現したいのが本音である。

 野球のみならず、スポーツ団体はコロナ禍でのイベント運営に際し、それぞれ新型コロナウイルス感染予防ガイドラインを策定。ラグビーは週1回、サッカーバスケットボールは2週間に1回、野球とバレーボールは月1回のPCR検査を実施することになっている。

■遠征が多いスポーツ選手は「月1回では不十分」

 そこに「月1回の検査はパフォーマンス的なところがあると思います」と警鐘を鳴らすのは、東海大学医学部臨床検査学の宮地勇人教授だ。

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