著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

「当落線上の男」三好康児がジャマイカ戦で存在価値を示す

公開日: 更新日:

 DFヒメネス(アトレチコ)、ゴディン(カリアリ)という世界最高レベルのCBコンビを切り裂いたことでその名が一躍、世界に轟いた。

 当時は川崎から横浜にレンタル移籍している身だったが、同年8月には現所属のベルギー1部アントワープへ。そこでコロナ禍に見舞われながらも2シーズンを過ごし、国際経験を積み重ねた。

「今季はコロナで観客もいない中、1年を戦いました。自分自身は出られない時期もありましたけど、欧州リーグ(EL)含めて連戦もあり、タフさは今までよりも出てきたと思っています。五輪本番も中2日の試合ですごくハードな戦いが続く。そこは自分にとってプラスかなと思っています」

 確かに今季はリーグ23試合(うち先発14)出場3得点とそこまで目覚ましい数字を残したわけではない。が、ELでトッテナムと対峙し、欧州トップレベルを体感できたことは大きかった。

 加えて言うと今年1月にコロナに感染。軽症だったものの、2週間の自宅待機を強いられた。4月に復帰し、ベルギーのタイトルプレーオフにも参戦。最終順位は4位に終わったが、尻上がりに復調する形でシーズンを終了。クラブの不手際で今回の代表合流の遅れもあったが、彼自身の調子は非常にいいという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情