元大関・増位山志郎さん死去「人生は短い、好きなことをやるんだ」…常に新しいことに挑戦し続けた

公開日: 更新日:

「自分が苦労して歩いてきた同じ道に息子も進んだということで、考えるところがあったんだろうね。相撲の技については弟子として教えてくれたけど、相対する時は一人の人間、人格として認めてくれた」

 1980年、31歳2カ月で大関に昇進した時は、マスコミの注目度も半端ではなかった。

「親子2代というのでスポーツ記者だけじゃなく、芸能記者も集まって、ものすごい人の数になった」

 大関昇進のきっかけとなったのは、引退した先輩大関・旭國さんとの飛行場での偶然の出会いだった。運命を変えたその瞬間を、増位山さんはこう振り返る。

「おい、俺が辞めたから大関の椅子が一つあいたぞ。今がチャンスだ」

 この言葉に奮起したという。

■「そんな夕子」ヒットの陰に男社会の嫉妬
 
 相撲だけでなく、演歌歌手としても活躍した。現役時代の1974年に発売した「そんな夕子にほれました」は120万枚、77年の「そんな女のひとりごと」も130万枚のミリオンセラーとなった。しかし成功の裏では、相撲界からの嫉妬も経験した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    「佐々木朗希を殺す気なのか」 ロッテが頭を抱えた泥沼交渉劇の舞台裏

  3. 3

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  3. 8

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  4. 9

    りくりゅう人気で評価爆上がり 木原龍一の元パートナー高橋成美が秘めるポテンシャル

  5. 10

    【スクープ第5弾!】北海道自民12陣営にも衆院選での違法「広告動画」疑惑が発覚