満足度が肝心 睡眠に悩む50代が変えるべき「3つの行動」

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 中高年の睡眠の悩みは、いかに③満足度を高めるかが重要なのだ。

 睡眠の満足度が低い人は、他人と比較して自分は劣っていると感じているケースが多い。睡眠に対する感覚はあいまいで、実際は他人と自分を比べて優劣は決められないのに、いたずらに焦って悩んでいるという。

「ただ、いくら他人と比べないようにとアドバイスをしても、自分の〈考え方〉を変えることは難しい。そこで、まずは〈行動〉を変えてもらいます。行動を変えると考え方も変わり、満足度が高まるのです」

 変えるべき行動は3つ。①早い時間にベッドに入らない②夜中に目覚めても時計を見て時刻を確認しない③早く起きたからといって早く行動を始めない。これを2週間続けると、考え方が変わり、睡眠の満足度も高くなるという。

「身体的な障害ではなく、睡眠に悩んでいる中高年に質問をすると、①〈長時間寝たいと思っているから、早くベッドに入ろうとしていませんか?〉②〈夜中に目覚めてしまったことを確認するために、時計を見ていませんか?〉③〈早く目覚めて時間を持て余してしまうから、早く行動を始めていませんか?〉の3つにイエスと回答する人がほとんどです。ぐっすり眠りたいからと行っている行動が、かえって満足度を下げてしまっていることに気が付いていない。そこで、まずは行動を変えてもらいます」

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