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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

全摘なら8時間手術 食道がんで化学放射線療法を選ぶ理由

公開日: 更新日:

 こうしたことから、手術以外にも化学放射線療法があることは、ぜひ頭に入れておくのがいいでしょう。たまたま桑田さんが手術を受ける直前のラジオ放送を聞きましたが、手術以外にも化学放射線療法という方法があることはご存じなかったようですから。

 進行した食道がんは、詰まったり、のみ込みにくかったりする症状がありますが、早期は症状がまずありません。検診やほかの病気の検査で見つかることがほとんど。島根の知事は人間ドックで見つかったそうですが、食道がんを早期に見つけるには1年に1回の内視鏡検査が大切です。

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