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若林秀隆医師

東京女子医科大学病院リハビリテーション科教授・基幹分野長。近著「幸福寿命~リハビリ専門医が教える本当に幸せなシニアライフ」発売中。

嚥下障害があればサルコペニアのチェックが必要

公開日: 更新日:

 一方、サルコペニアで寝たきりになると、骨に衝撃が加わらなくなるので骨のスカスカ(骨粗しょう症)が一層進みます。

 骨粗しょう症による骨折のうち、大腿骨近位部骨折(下肢の骨折)は基本的に入院や手術が必要です。しかし、転んで手をついた時に起こす橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)など上肢の骨折では手術しなければ基本的に入院は不要です。入院してベッド上のみの生活となると、入院のせいでサルコペニアが進行してしまいます。

 なお、寝たきりが骨粗しょう症を進行させるのは、日光を浴びなくなるのも関係しています。日光はビタミンDの体内での合成を促し、骨を強くする働きがあるからです。

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