膵がんへの移行も 前がん病変として気をつけたい2つの疾患

公開日: 更新日:

 体の奥にある膵臓の生検は容易ではないため、多くは病理診断を欠き、画像診断で良性か悪性かを推測して悪性の可能性があれば手術します。ポリープを残さず切除できれば100%近く治すことができます。

 NETは神経内分泌細胞に由来する腫瘍です。アップル社のCEOスティーブ・ジョブズ氏が罹患したことで有名になりました。神経内分泌細胞は全身に存在しますが、NETは消化器に発生するものが6割、肺や気管支などにできるものが3割といわれています。

 膵臓にできたNETを膵NETといい、ホルモン産生症状が表れる機能性と症状がない非機能性に分かれます。主な機能性膵NETの症状はインスリンが関連するインスリノーマなら冷や汗、動悸、意識障害、異常行動といった低血糖症状、ガストリンが関連するガストリノーマなら胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、激しい水溶性の下痢が1日40~50回起こるなどの症状、グルカゴンが関係するグルカゴノーマなら、糖尿病、体重減少、貧血などの症状が起きます。一方で非機能性は無症状であるため、肝転移を起こした状態で発見される場合も少なくありません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る