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中山祐次郎外科医

1980年生まれ。鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院大腸外科医師(非常勤)として10年勤務。現在は福島県郡山市の総合南東北病院に外科医として籍を置き、手術の日々を送る。著書に「医者の本音」(SBクリエイティブ)、小説「泣くな研修医」(幻冬舎)などがある。

標準治療より優れている?先進医療は最善の治療法なのか

公開日: 更新日:

 ――「わたし失敗しないので」はドラマだけの世界。病院別の「生存率」ランキングなども度々、週刊誌に取り上げられますが?

「『がんセンター』などの生命予後データが良いのは、患者さんを選んでいるという側面もあります。術後の入院が長期化することが多い糖尿病心臓病など、他の疾患を併発する患者さんを断れば、結果的に短期間で退院できる患者さんは多くなります」

 こちらはドラマなどでもよく出てくる設定だ。 =つづく

 (構成=稲川美穂子)

【連載】ドクターXが見分ける いい医者いい病院

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