ヒートショック対策3つ 湯船に入る際の声にも意外な効果が

公開日: 更新日:

 一方、「部屋の乾燥」も危険なひとつ。暖房で部屋が乾燥すると、知らず知らずのうちに脱水症状に。その状態で脱衣所やトイレに行けば、フラッと立ちくらみしてしまうのだ。脱水によって低血圧の状態になり、血液もドロドロになっている。その意味で、部屋を乾燥させない床暖房は理にかなった暖房機なのだという。

 さらに、ヒートショックにならない3つの対策がある。

「池谷院長はYouTubeで『オネェ体操』という動画をアップしています。体をもじもじさせるように小刻みに動かし、乾布摩擦のように血行を促します。2つ目は『ほっトマト甘酒』。甘酒1にトマトジュース2の割合で注ぎ、温かくして飲む。トマトのGABAが高めの血圧を安定させるのです」(前出の担当者)

 そして3つ目の対策が思わず笑ってしまう。

「昔の親父のように湯船に入る際、または上がる際に『あ~』とか『う~』とか大声を出すことが大事のようです。声を出すことは血圧上昇を緩和する作用があるそうです」(同前)

 あり得ないくらい熱いお湯の銭湯で、おっさんたちが「あ~」とうめくのは、ちゃんと理由があったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル