鼻<下>誰でも実践できる鼻通りを良くする6つのセルフケア

公開日: 更新日:

 瞑想する際は鼻呼吸が基本であることから分かるように、鼻呼吸は精神面にも非常によい影響がある。鼻呼吸を行うことで自律神経に作用し、ストレスが解消され、心を健やかに前向きに維持できるのだ。

 しかし、鼻づまりなどの鼻症状があって、長年、口呼吸に慣れてきた人は、突然、鼻呼吸に切り替えるといっても難しい場合もある。まずは鼻づまりの原因となる疾患がないか検査してもらう。特に重篤な疾患がなければ、大久保教授が勧める「鼻の通りをよくするセルフケア」を実践しながら、日常的に「鼻呼吸をすること」を強く意識して切り替えていこう。

「セルフケアには『即効性が期待できるケア』と『長期的に持続すべきケア』の2種類があります。このケアを同時並行で行うことで、初めて症状の改善につながります。『即効性が期待できるケア』の効果には個人差があるので、自分に最もよく効くものを選んで続けてみてください」

■鼻うがい(鼻洗浄)

 ぬるま湯250ミリリットルに対し2グラム強の塩を入れて生理食塩水を作り、市販の鼻うがい用の容器に入れる。洗面台に前かがみになり、生理食塩水の入った容器の先(管)を片方の鼻穴に当ててプッシュし、「アー」と声を出しながら注ぐ。すると、生理食塩水が鼻咽腔を通り、反対側の鼻穴と口から出てくる。もう片方の鼻穴から、同じように洗う。あとは軽く鼻をかんで終わり。洗いすぎてもよくないので、多くても1日数回にする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?