オンラインによる歯列矯正 医院に通わず平均3カ月で終了

公開日: 更新日:

 歯並びが悪いと虫歯や歯周病などにかかりやすくなるが、歯の矯正治療は時間がかかるのがネック。しかし最近、歯科医院に通わずにでき、平均3カ月で終了する矯正が登場し注目されている。

 歯の矯正には主に、矯正装置を歯に取り付け、そこにワイヤを通して徐々に歯を移動させる「ワイヤ矯正」と、少しずつ形を変えたマウスピースを自分で付け替えて歯を移動させる「マウスピース矯正」がある。前者は矯正装置が固定されており、後者は取り外し可能となる。

「ワイヤ矯正では、歯科医院で矯正装置の調整などを行うので、1カ月に1回程度の通院はやむを得ません。一方、マウスピース矯正は自分でマウスピースを付け替えるので、通院回数は頻回ではない。しかしそれでも、数カ月に1回は通うのが一般的です。それを何とかできないかと考え、確立したのがオンラインを用いたマウスピース矯正です」

 こう言うのは、「Oh my teeth表参道矯正歯科」の西尾万樹歯科医師。

 流れはこうだ。初回だけは「Oh my teeth表参道矯正歯科」に赴き、問診、歯のチェック、口腔内写真撮影、パノラマX線検査などを受ける。さらに3Dスキャナーで歯型をスキャン。歯型はリアルタイムで3D化され、それを見ながら歯科医から説明を受ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも