著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

ジャンクフードが食べたくなるのは脳機能が低下しているから

公開日: 更新日:

 皆さんは、ジャンクフードは太りやすく、健康を考える上であまりよろしくないものだと認識していると思います。「疲れているから仕方がない」と思いたいところですが、実はそうではない。

 疲れたから食べたくなるんじゃなくて、疲れているからジャンクフードに手が伸びてしまう……。普段は体に悪いからやめておこう、我慢しようと思っている抑制のフタが外れてしまった結果、ポテトチップスの袋を開けてしまうのです。

 先の研究は、ジャンクフードを食べたいという気持ちになってしまう原因は、脳の機能低下にあると指摘しています(悲しいかな)。たしかに、ジャンクフードはおいしい。脳にそのおいしさが刷り込まれており、脳が十分に休めていないからこそ、“止まらない”のです。

 考えようによっては、「本来は我慢しなければいけないジャンクフードを食べてしまう=脳が十分なリフレッシュを取れていない」というサインでもあるわけですから、ジャンクなものを食べたくなったら仮眠を取るなど体を休ませた方がいいかもしれません。

 また、どうせ食べるのであれば、「疲れているから」という具合に脳のせいにするのではなく、いっそのこと「私は好きで食べているんだ」と割り切ってはどうでしょうか? 

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