新型コロナワクチン副反応を徹底検証【血栓症】極めてまれだが重症が多く命の危険も

公開日: 更新日:

■類似するHITに準じた治療を行う

 TTSに対する治療は現時点でエビデンスが確立した方法はないが、欧米ではHITに準じた治療が有効である可能性が報告されているという。

免疫グロブリン静脈療法と抗凝固療法です。前者は、ヒト免疫グロブリン製剤(IVIg製剤)を高容量投与する治療法で、体重1キロ当たり1グラムを2日間投与します。複合体に対する抗体が血小板を活性化するのを抑制するといわれています。抗凝固療法では、『DOAC(ドアック)』と呼ばれる直接作用型経口抗凝固薬が使われます。日本では、主に心房細動や静脈血栓塞栓症の治療で使われています。WHO(世界保健機関)の暫定ガイドラインでは、DOACの中でも活性化凝固第X因子(Xa)阻害薬が第1選択として提案されています」

 アストラゼネカ社のワクチンの添付文書では、接種後4~28日後に持続的な頭痛、霧視、錯乱、けいれん発作、息切れ、胸痛、下肢膨張、下肢痛、持続的な腹痛、接種部位以外の皮膚の内出血か点状出血などの症状に注意することが記載されている。

 ごくまれな副反応ではあるが、ファイザー社やモデルナ社も含め新型コロナワクチンを打った後にこうした症状が表れたら、すぐに医療機関で診てもらいたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る