著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

ネンネンコロリではなくピンピンコロリを実現させるために

公開日: 更新日:

 この理学療法士は、生活する上での基本動作能力である〈座る、立つ、歩く〉などの回復やその維持、さらには障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法、リハビリの指導で、患者さんが自立した日常生活が送れるよう支援する役割を担っています。

 在宅医療の理解が増えるに伴って、病院ではなく、自宅でリハビリを行いたいという患者さんが確実に増えていますが、この傾向は今後もますます強くなると考えています。

 2025年には、75歳以上の高齢者の人口が全体の18.1%になると推計されています。人が自由に自分の日常生活を健康に送ることができる健康寿命の平均は、男性72.68歳、女性75.38歳であるのに対して、平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳。健康寿命と平均寿命でおおよそ10年の差があるわけですが、この10年を、病院や施設で過ごせば到底ピンピンコロリは望めません。

 そのためには、もっと自宅や地域で皆が支え合って暮らせるような仕組みが必要だと考えます。そして限られた医療・介護資源で多くの高齢者を支えるにも、さまざまな施設とそこで働く専門職が包括的に協力し合わなければなりません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 3

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  4. 4

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  5. 5

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  1. 6

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  2. 7

    トランプ大統領に「認知能力低下」説が急浮上 タガが外れた暴言連発で“身内”MAGA派からも正気を疑う声

  3. 8

    シリーズ「ビートルズin紅白」①:ザ・ビートルズメドレー(1982年)

  4. 9

    九国大付の暴力、日大三の猥褻動画事件…今や「野球バカほどNG」プロスカウトが断言するワケ

  5. 10

    萩本欽一(2)「スポンサーなし、出演料なし」でBS番組に挑戦 「今のテレビは面白すぎてつまらなくなった」