睡眠時間が足りていない人は「高血圧」になりやすい 1時間減でリスクは37%増える

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 睡眠の質が低下する睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠呼吸障害がある人は、高血圧になりやすいという報告もある。米国で実施された睡眠呼吸障害の大規模研究「ウィスコンシン睡眠コホート研究」では、709例の一般住民を対象に4年後の高血圧発症リスクを調査したところ、SASがある人は、健康な人の1.4~2.9倍も高血圧を発症するリスクが高かったという。

 高血圧の人の約10%はSASを抱えているというデータもあるから、やはり睡眠時間の不足や質の低下は高血圧と大きく関係しているのだ。

ストレスも関係

 睡眠不足によるストレスも血圧を上昇させる要因になっているという。

 ストレスは動物にとって緊急事態なので、急性のストレスを受けると防御反応が起こる。交感神経が活性化し、前述したカテコールアミンなどの神経伝達物質や、コルチゾールやアルドステロンといったホルモンが大量に分泌される。これらの作用によって、心拍数や心拍出量が増えたり、血管が収縮したりすることで血圧が上昇する。いわば、緊急事態に対して臨戦態勢を整えた状態と言える。

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