前立腺肥大症の最新手術「WAVE治療」は負担が小さく合併症も少ない

公開日: 更新日:

「WAVE治療を受けた48人の治療効果を集計したところ、平均値で治療前のIPSSは21.5点(重症)だったのに対し、術後3カ月では7.8点(軽症)、QOLスコアは4.8点(重症)から1.6点(軽症)に、最大尿流率は7.4(ミリリットル/秒)から11.4に改善していた。QOLスコアの改善からも、患者さんの満足度が高いことがうかがえます」

■性機能の温存もできる

 さらに従来法の場合、射精しても精子が体外ではなく膀胱内に逆流する「逆行性射精」などの性機能障害も注意すべき合併症に挙げられている。WAVE手術は、手術時の尿道粘膜のダメージが最小限であるため術後に逆行性射精が起こる可能性が極めて低く、従来の手術法と比較して性機能の温存にもメリットがあるとされている。

「WAVE治療によくみられる合併症は、一時的なものがほとんどです。術後に血尿や尿閉、尿路感染が見られるケースがまれにありますが、個人差はあるものの早期に改善することが多い。このような低侵襲な手術でありながら、海外のデータでは再手術率も術後5年で4.4%と報告されていて、従来手術と比較しても決して高くありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した