著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

目標を掲げてもうまくいかない人が今すぐすべき1つのこと

公開日: 更新日:

 目標を掲げたものの、思うようにうまくいかない。「異性にモテるために自分磨きをしている」「資格を取るために勉強をしている」──そうした目標があるにもかかわらず思い通りにいかない人は、目標設定を見誤っている可能性があります。

 目標を掲げることは素晴らしいことです。しかし、大切なことは具体性のある理由や、現実的なハードルを設けるといったリアリティーです。

 目標を掲げたとき、まず自分が漠然と考えているのか、あるいは明確な目標があるのか。どちらに該当するかを把握するようにしてください。具体性に欠ける大きな目標を掲げている場合は、意味がないどころか、逆効果になってしまうといわれています。

 そうならないためにお勧めしたいのが、ニューヨーク大学のエッティンゲンとゴルウィッツアーの「メンタル・コントラスティング」という考え方です。

 人間は、「目標達成のための障害を克服できる」と分かれば元気が出るし、克服できないと分かれば元気がなくなる生き物です。そのため、実現したい未来と現在の状況を比較し、どんな障害があるかを知り、実現可能性が高いものをチョイスしていくことが望ましいのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言