私の便秘克服法お話しします(2)食物繊維に発酵食品…解消に取り組んだが効果なし

公開日: 更新日:

 その症状とは別に、「便秘は体に老廃物をため込んでいる状態だから体に悪い」と徐々に知るようになり、解消にも取り組むようになりました。薬に頼りたくなかったので、まずは食物繊維を豊富に取ろうと、ゴボウやキノコ類、海藻などをせっせと食べました。

 でも、“大爆発”の急襲は相変わらず。それもそのはず、私はもともとそれらが大好きだったので、食物繊維は十分に足りていたのです。逆に、食物繊維を取りすぎて、腸が詰まる原因をつくっていたように思います。

 発酵食品も意識して取るようになりました。一時期、ヨーグルトがもてはやされた時期があり、私も毎朝食べていました。朝食は、以前から必ず取っていました。規則正しい生活も送っていました。水分はこまめに取るようにしました。でも、効果はありません。

 もともと食は細く、運動不足ではあったと思います。ときどき友人とスポーツを楽しむことはありました。でも、そのときによく便通があったという感覚はありません。「便意を我慢してはいけない」と聞きますよね。でも、そもそも便意がほとんどなかったんです。じゃあ、詰まりっぱなしかというと、たまに出る(笑)。よく、「本屋や図書館に行くともよおす」と耳にするように、私もそうなるタイミングがありました。あと、緊張するとお腹が痛くなって出るんです。でも、そういった“特殊な環境”に頼っていては、健康とはいえませんよね。 =つづく

(構成・中野裕子)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」