著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ソルガム】DNA損傷を抑制し老化を防ぐ…熟睡したいなら夕食に

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 また、ソルガムは食物繊維と同じような作用のある難消化性デンプンを含むので、整腸作用や腸内環境の改善に関わることが報告されています。2016年に実施されたヒト試験では、白パンと比較してソルガムパンを摂取した際の食後血糖上昇が有意に抑制されることが報告されています。 血糖コントロールを目的とする場合にソルガムを食べるタイミングとしては「夕食での摂取」が特におすすめです。というのも、人間の体内では夜間にインスリン感受性が低下しやすく、同じ食事でも夕方以降は血糖値が上がりやすくなることが知られています。夜間に血糖値を安定させておくことは睡眠の質の改善にも関係するので、寝つきの悪さや中途覚醒の改善に役立つ可能性がありますよ!

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

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