腸はなぜ「第二の脳」と呼ばれるのか…体をうまく機能させるには腸を整えることが不可欠

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 腸が「第二の脳」と呼ばれるのは、神経細胞が脳に次いで多く、構造も似ているからだ。

「ヒトの腸管には多くの神経細胞が存在し、その数は脊椎の神経細胞総数に匹敵します。こうした神経細胞で形成された腸独自のネットワークにより、腸の蠕動運動、消化液の分泌、血流制御などが独立して行われています。さらに、腸は脳と緊密に連絡を取り合うことで食行動や気分やストレスにも対処しています。腸管神経節には神経細胞とグリア細胞が存在し、多くの点で脳の中枢神経系の構造に似ています。そうしたことから、腸はもうひとつの脳とも呼ばれているのです」

 最新の研究で、腸は脳以外の臓器とも情報交換していて「腸肺相関」「腸肝相関」「腸腎相関」「腸筋相関」も見つかっている。

■「ニューロポッド細胞」という発見

 では、腸と脳はどのような情報を、どのような方法でやりとりしているのか?

「腸は、体に取り込んだ栄養素を逐一報告し、脳は足りない栄養素と量を判断して不足分を見つけ、食べるよう全身に指示したり、毒と判断したら下痢して体外に排出するよう命じます」

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