更年期障害の治療HRT療法…米FDAが「心疾患」「乳がん」「認知症」リスクを否定

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 中高年女性の多くが経験する更年期症状は、ホットフラッシュと呼ばれるほてりや発汗、動悸、イライラ、うつ、不眠や自律神経の乱れなど、症状は200以上にわたるとされる。HRTはこれらの症状を比較的簡単に改善させることのできる治療法だが、アメリカではこの箱の注意書きによって、5000万人以上の女性がHRTの効果を積極的に知らされずにいたとマカリー長官は指摘している。

 HRTの具体的な方法は薬物療法で、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロン薬を服用したり、パッチを貼ったり、ゼリー状の塗り薬を塗って経皮吸収をさせたりする。

■20年間“誤った情報”が流布されていた

 HRTの普及率低下を招くきっかけとなったのは、2002年の研究発表。乳がんや心疾患のリスクが指摘されたのだ。今回の政府発表では、02年の研究が誤って解釈されていたことに言及しており、今後、HRTの普及率が上がることが期待される。このアメリカの発表について、更年期治療に詳しい婦人科の小山嵩夫医師はこう話す。

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