治療者1割未満…「睡眠時無呼吸症候群」の放置が心臓病リスクを上げる
「心機能が低下している心不全ヘフレフには薬が複数種類登場し、ステージDの末期より前であれば治療選択肢が豊富です。しかし、もう一方のヘフペフはSGLT2阻害薬という糖尿病の薬が治療薬として承認されているものの、治療選択肢はごく限られています。また、SGLT2阻害薬は日本人のヘフペフ患者にはあまり普及していません。ヘフレフ、ヘフペフどちらも睡眠時無呼吸症候群の治療を重要視すべきですが、ヘフペフに関しては一層、心不全のリスク因子である睡眠時無呼吸症候群を取り除くことに力を入れる必要があります」
なお、日本人のヘフペフにSGLT2阻害薬が普及していない理由は、欧米人と比べて日本人の心不全患者(高齢者が多い)では太っている人がそれほど多くないという認識があるため、体重減少効果があるSGLT2阻害薬が適さないのではないかと考えられているからだ。
睡眠時無呼吸症候群の治療は、専用のマスクをつけ、鼻から空気を送り込むCPAP(シーパップ)が主流だ。
「CPAPは使用時間が短いと心不全の生命予後も低いままですので、効果を得るには、1日4時間以上の装着を、全体日数の7割にしなくてはなりません」


















