治療者1割未満…「睡眠時無呼吸症候群」の放置が心臓病リスクを上げる

公開日: 更新日:

 心不全は、心不全発症前のステージAとB、発症後のCとDの4段階に分かれる。

 ステージAは心臓は悪くはないが、心不全のリスク因子である高血圧糖尿病などがある段階。ステージBは心筋梗塞などの心臓病を発症した「前心不全」の段階だ。睡眠時無呼吸症候群は心臓に負担をかけ、交感神経の働きを優位にし、高血圧や糖尿病を招く。心筋梗塞や心肥大などの心臓病も起こしやすくするので、心不全のステージA、Bの進行に大いに関係する。

「心不全発症後のステージC以降になると、睡眠時無呼吸症候群が心不全を悪化させます。さらに心不全で体がむくみ、呼吸がしづらくなるので、睡眠時無呼吸症候群も悪化しやすくなります。心不全対策では、少しでも早い睡眠時無呼吸症候群の治療が望ましい」

■CPAPは1日4時間以上の装着が必須

 心不全は主に2つのタイプがある。「HFrEF(ヘフレフ)」と「HFpEF(ヘフペフ)」だ。ヘフレフは心機能が低下して心臓の収縮する力が著しく落ちている状態。ヘフペフは心機能は保たれているが、筋肉が厚く硬くなり、心臓が十分に拡張せず血液を取り込みにくくなった状態。そのため、1回あたりに送り出せる血液量が不足し、全身の血流が滞る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”