(1)防災庁の目玉… 「病院船」が今年1月から運用開始
能登半島地震の際にJDAT(日本災害歯科支援チーム。2022年に歯科医師会が創設し、能登半島地震の時から本格的に活動開始)を率いて現地入りした高橋英登・日本歯科医師会会長は、当時の体験をこう話してくれました。
「被災者の災害関連死を防ぐためには口腔の健康が鍵になります。できるだけ早く被災地に行こうとしても、医療機器を搭載した移動診療車や医療チームが乗ったバスが、がけ崩れなどで通行できない地域もありました」
実際の被災現場では口をすすぐ流しやトイレがないところも少なくなかったそうです。
能登半島地震のような陸路からのアクセスが難しく、せっかくの医療資源が滞るケースをなくすためにも、病院船の活躍が期待されているのです。 =つづく
(医療ジャーナリスト・油井香代子)


















