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南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

検査したけれど異常はないです…めまい・息切れ・動悸「正しく恐れる」は正解なの?

公開日: 更新日:

 毎回、宿題を忘れる生徒にいつも優しく接していた先生が、どれぐらい宿題を無視しつづけたら突然切れてしまうか、という限界もシンギュラリティーと言えるかもしれません。

「カタストロフィック変曲点」──安定が維持されていた状態がある時点で崩壊して惨劇が顕在するポイント、という言い方もあります。

 いままでの状態が変わり、突然、異なる法則が支配する世界が始まる点、ということなら、国の財政にもシンギュラリティーが訪れて、天下り法人が全廃され、税金消費税も贈与税も社会保険料も払わなくていい世界が来ないものでしょうか?

 身体の各部分は、不具合があっても我慢、我慢で頑張ってくれますが、ある時点で「もうやってらんねぇよ!」と切れて痛みが出ます。

 虫歯に気が付いて歯医者に行くと、必ず「なんでこんなになるまで放っておいたんですかぁ!」と叱られます。腫れたり痛くなるまで気が付かなかったのですから仕方がありません。

 私の専門の心臓発作、つまり狭心症では2、3回の発作があっても病院で治療に至れば助かります。ツーストライクまで「見れる」のです。ところが、生まれて初めての発作で心臓が停止してしまうケースもあります。

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