松尾雄二さん(4)釜石時代は勤務中も体を鍛えた…ラグビーのための筋肉づくり
「そうです。でも、あまり筋トレは好きではなかった。必要最低限という感じでしたね」
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成城中学のラグビー部といえば、小澤征爾氏も有名です。松尾さんより世代が上ですが、もちろん、ご存じでした。体は小さくても、ラグビーが大好きだったようです。ラグビーで指を痛めたのでピアニストを断念、指揮者になったという話は本当のようです。いずれにしても、ラグビーだけをやりたいから成城高を退学し、転校した目黒高校では文字通りのラグビー漬け。ふつうだったら嫌になりそうですが、松尾さんは「当たり前」と思って、そんな生活を楽しんで続けたのです。当時は理論的なトレーニングはなく、根性論もあったと思います。重いベルトを巻いて、鉄の階段を上り下りする仕事で足腰を鍛えたうえに、松尾さんの体は実戦で鍛え上げられたもので、体のキレを大切にされました。その筋肉貯金がOBになっても役立っていると思います。
▽松尾雄治(まつお・ゆうじ)1954年1月生まれ、72歳。「ミスターラグビー」といわれた名選手。目黒高、明治大学、新日鉄釜石で活躍した。明大時代は4年の時に大学選手権、日本選手権で優勝。新日鉄釜石では日本選手権7連覇を達成した。日本代表の通算キャップ数は24。30歳で引退後はスポーツキャスター、成城大学ラグビー部監督、釜石への地域貢献でも知られる。現在は西麻布で「リビング」という店を営んでいる。



















