湿布薬を使うなら光線過敏症に注意…剥がした後も安心できない
実際、ケトプロフェンを含む湿布では、剥がした後もおよそ4週間は貼った場所を日光に当てないよう指導します。曇りの日や冬でも紫外線は降り注いでいますし、薄い衣服だと通過してしまうこともあるので、外出時は長袖、長ズボン、サポーターなどでしっかり覆うのが基本になります。日焼け止めも有用ですが、衣服で隠してしまったほうが確実です。高齢者では、皮膚が薄く乾燥しやすいため、湿布そのものによるかぶれも起こりやすくなるので、より注意しましょう。
万が一、光線過敏症が疑われる赤みやかゆみが出たら、早めに皮膚科を受診してください。受診時には、使った湿布の名前、貼った日数、日光に当たったかどうかを伝えると、診断に役立つでしょう。
ちなみに湿布薬によって光線過敏症が起こる確率は0.05%といわれています。こう聞くと少なく感じられるかもしれませんが、多くの人が使用していること、そして毎年一定数の報告があることから、決して他人事ではありません。湿布薬は正しく使えば生活の助けになるので、光線過敏症という副作用のリスクはぜひ覚えておいていただき、日光には十分ご注意ください。



















