著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

自動車事故は認知症の早期シグナルなのか…米国老年医学会誌で報告

公開日: 更新日:

 その結果、自動車事故の発生率は、5つの比較集団と比べて、認知症の診断を受けた集団でわずかに高く、診断前6カ月時点で3.0%(比較集団では2.3~2.5%)、診断前1年時点で5.3%(同4.2~4.7%)、診断前2年時点で9.5%(同7.9~8.7%)、診断前3年時点で13.6%(同11.3~12.4%)でした。

 ただし、発生率の差は小さく、論文著者らは「認知症の診断を受ける前において、自動車事故の発生率はわずかに上昇するものの、自動車事故を認知症の初期兆候とみなすことは難しい」と考察しています。

【連載】役に立つオモシロ医学論文

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