その結果、自動車事故の発生率は、5つの比較集団と比べて、認知症の診断を受けた集団でわずかに高く、診断前6カ月時点で3.0%(比較集団では2.3~2.5%)、診断前1年時点で5.3%(同4.2~4.7%)、診断前2年時点で9.5%(同7.9~8.7%)、診断前3年時点で13.6%(同11.3~12.4%)でした。
ただし、発生率の差は小さく、論文著者らは「認知症の診断を受ける前において、自動車事故の発生率はわずかに上昇するものの、自動車事故を認知症の初期兆候とみなすことは難しい」と考察しています。