加来耕三 — 著者のコラム一覧

加来耕三歴史家・作家

昭和３３年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』（滋慶出版／つちや書店）『卑弥呼のサラダ水戸黄門のラーメン』（ポプラ社）ほか多数。

歴史検証この人物の光と影

自由民権運動を放り出して外遊も…板垣退助は変節漢だった

公開日：2019/05/29 06:00　更新日：2019/05/29 06:00

イラスト・菅原萌衣

　板垣退助――５０歳以上の人は、この名前を聞いて１００円札の肖像を思い返すでしょうか。

　板垣は昭和２３（１９４８）年に５０銭紙幣の表面に登場。２８年にこれが通用停止になるや、１００円券の表面に引き続き登場しました。

「紙幣にも登場した偉人」ということになるのでしょう…

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