維新大ピンチ!馬場&吉村コンビでも「動員力」ガタ落ち…街頭演説は聴衆わずか10人の“激寒”

公開日: 更新日:

吉村氏の動員力も低下

 29区には、立憲元職の木村剛司氏、公明党の岡本三成政調会長らが立つ。海老沢氏は早くも諦めムードということか。

「29区は捨てたのでしょう。13日に若者にも人気の吉村府知事が今回の選挙戦で初めて東京入りしたのですが、向かった先は赤羽、新宿、渋谷でした。それぞれ、阿部司前衆院議員、音喜多駿前参院議員、小野泰輔前衆院議員の選挙区です。情勢調査の結果、当選可能性があるのは3人だけと判断し、29区を重点区から外したともっぱらです」(同前)

 ところが、“客寄せパンダ”の吉村氏の動員力も低下しているようだ。

「赤羽で集まった聴衆は約300人とまずまずでしたが、新宿は駅前にもかかわらず100人程度。渋谷も駅近くなのに約200人でした。かつて吉村さんの街宣は、聴衆1000人なんてこともザラでした。党内では『さすがにヤバい』と危機感が高まっています」(前出とは別の維新関係者)

 馬場氏の「まあ、こんなもんやろ」という言葉は、維新の現状をよく表しているのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 衆院選(10月15日公示、27日投開票)に向け、日本維新の会はCMや広告を駆使し、空中戦を展開している。しかし、SNSでは不評のようで……。●関連記事【もっと読む】『維新が「政治とカネ」争点の衆院選に金満空中戦 SNSで大炎上の全面広告&新CMに4億円投入?』で詳報している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  2. 2

    参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ

  3. 3

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 4

    東京・荒川河川敷で天然ウナギがまさかの“爆釣”! 気になるそのお味は…?

  5. 5

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  1. 6

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  2. 7

    「イネカメムシ」大量発生のナゼ…絶滅寸前から一転、今年も増加傾向でコメの安定生産に黄信号

  3. 8

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 9

    コメどころに異変! 記録的猛暑&少雨で「令和の大凶作」シグナルが相次ぎ点灯

  5. 10

    「関東大震災」「阪神大震災」「東日本大震災」発生時のジンクスにネットがザワめく複雑理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」