東京都心の中古マンションが29カ月連続上昇…もう都心にこだわるのは愚かなのか

公開日: 更新日:

 不動産アナリストの長谷川高氏はこう言う。

「過去10年以上の上昇局面で含み益や売却益を出している一般の方も多く、同時ににわか評論家が誕生しています。90年代のバブルやリーマン・ショックを知らない世代は、これからも上昇を続けると考える楽天家が多いのも気になるところです。外国人の不動産購入規制を訴える政党が躍進したり、千代田区がマンションの転売抑制を要請したりする中、このまま上がり続けるかを見通すのは難しく、背伸びをし過ぎるのは危険かもしれません」

 長谷川氏がこの状況下で勧めるのが逆張りの発想だ。

「職住近接や投資目線で考えると、都心のほうが利便性が高く資産価値を維持しやすいのは間違いないでしょう。しかし、郊外に居を構えることで人生で大切なものが失われるかといえば、そうではないはずです。都心では狭小住宅が売れていますが、郊外ではさっぱりという状況で中古も賃貸も値頃感があります」

 リセールバリューを気にする人が少なくないが、週に数日リモートワークが可能であれば、都心にこだわるより郊外の手頃な価格の住まいで余裕をもって暮らすほうが現実的だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに

  2. 7

    危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り

  3. 8

    WEST.重岡大毅の授かり婚の事後報告に“騙された”とファン激怒 あの目黒蓮も…今も難しいアイドルの結婚事情

  4. 9

    NHKの看板報道番組「ニュースウオッチ9」もリオ五輪に浮かれていた

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ