不動産相続これだけはやっちゃダメ!「共有名義」はリスクの温床でしかない

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共有名義が十数人となって手に負えず

 大江氏が扱った厄介な相談事例としては次のようなものもある。

①共有者が認知症になってしまった

②共有者が行方不明

③共有状態を数世代放置したために相続が繰り返されて共有不動産が細分化。共有名義者が十数人に膨れ上がった 

④共有不動産が空き家でゴミ屋敷。お金がかかるから解体もしない。共有名義者も膨れ上がり、役所も対処できない

⑤共有者が外国に住んでいるため、共有者間で相談ができない

⑥婚姻関係のない男女がペアローンを組んでマンションを購入。内縁の夫が死亡したが、親族を紹介されていないため相続人が不明

⑦いざ共有名義の土地を分割しようとしても日当たりや地形などで場所によって価値が違い、共有者間で揉めている

 このような事例では、後見人を立てたり、探偵に依頼したりもするそうだ。

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