裏金議員ら《非公認=二重処罰》主張の呆れたご都合主義…改憲主張から一転「憲法を守れ」の身勝手

公開日: 更新日:

 ただ、それを主張するのであれば、裏金議員は全員、金額の多寡にかかわらず、政治資金規正法違反や所得税法違反(脱税)などの疑いについて、厳格な刑事事件の手続きに則った上で、裁判所の判決を待つべきだろう。党内処分など単なる内規に過ぎず、その線引きも曖昧。執行部が決めた裏金議員の公認、非公認だっていまだに基準がよく分からないのだ。

■裏金作りの悪質性を改めて猛省するべき

 もとが法律や明確な基準に沿った厳格な処分ではなく、「いい加減」で「適当」だったのに、「二重処罰だ」「一事不再理の原則に反する」と叫んでみたところで説得力はない。

 旧安倍派の議員や支持者らは普段、「憲法は戦後GHQの押し付け」「改憲が必要だ」などと主張し、こぶしを振り上げていた。にもかかわらず、こういう時だけ「憲法を守れ」と訴えるのは「ご都合主義」であり、身勝手な言い分ではないのか。

 それに一般社会の裁判の判例を見ても、事案の悪質さや状況によっては、社会的公正さを保つための「二重処罰」はいくらでもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”