不二家、コージーコーナーも苦戦…街からケーキ屋が減っているワケ
コロナ禍では店舗の休業や外出自粛の影響を受けた。だが、経済活動が正常化した現在でも厳しい状態が続いている。
「大手が苦戦している要因は値上げです。小麦や砂糖、バターなどケーキの主要材料が高騰し続けていますから。不二家では2019年には400円だったショートケーキを段階的に値上げして現在では600円近い」(スイーツ業界関係者)
ケーキ業界を取り巻く環境は甘くない。
(取材・文=山口伸/ライター)
■関連記事
-
語り部の経営者たち クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(7)出資ベンチャー元日野自動車会長の下義生氏が采配を振るうワケ
-
語り部の経営者たち クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(6)事業は「ロマンと算盤」のバランス 消滅危機のサガン鳥栖の再生へ
-
語り部の経営者たち クリーク・アンド・リバー社 井川幸広会長(4)フリーランスの権利とギャラを守るために90年に29歳で創業
-
クルマは乗らなきゃ語れない ポルシェ911初のハイブリッド 新型GTSは電動エコ化にあらず、規格外のドリフトマシン化だった!
-
経済ニュースの核心 アパレル世界2位のH&Mを猛追! 絶好調ファーストリテイリング・柳井正会長の“後継者選び”で注目の動きが