イラン戦争の影響で株価は乱高下 企業の過去最高益見通しに暗雲
他方、消費喚起に熱心な小売業。節分の恵方巻き商戦、バレンタインセール、2月22日「猫の日」に合わせ猫好きを狙った猫商戦、ひな祭り、ホワイトデー、新学期・新社会人のキャンペーン商戦と需要喚起に切れ目はない。
■春闘のベースアップも注目
ここへきてイラン戦争の影響で原油価格は急騰。これを受け、週初に日経平均株価は暴落した。こうなると、27年3月期の企業業績見通しは困難だが、大企業と連合の春闘は、大幅賃上げで妥結しよう。仮に、オイルショックが起きて業績が悪化しても、夏季・冬季の賞与カット、希望退職募集などで乗り切れるからだ。
週初に公表された内閣府の景気ウオッチャー調査(2月分)の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント上昇の48.9。先行き判断DI(同)は、前月差0.1ポイント低下の50.0となった。50は景気判断の分岐点だが、内閣府は、「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみられる」とした。
だが、急変した中東情勢は、この調査に反映されていない。3月分の同調査の悪化は確実か。
株価指数は景気に先行といわれるが、国際感覚に乏しい平和な島国・日本。ベースアップに期待する消費者心理に注目したい。今後の景気に影響するからだ。



















