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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

イラン戦争の影響で株価は乱高下 企業の過去最高益見通しに暗雲

公開日: 更新日:

 他方、消費喚起に熱心な小売業。節分の恵方巻き商戦、バレンタインセール、2月22日「猫の日」に合わせ猫好きを狙った猫商戦、ひな祭り、ホワイトデー、新学期・新社会人のキャンペーン商戦と需要喚起に切れ目はない。

春闘のベースアップも注目

 ここへきてイラン戦争の影響で原油価格は急騰。これを受け、週初に日経平均株価は暴落した。こうなると、27年3月期の企業業績見通しは困難だが、大企業と連合の春闘は、大幅賃上げで妥結しよう。仮に、オイルショックが起きて業績が悪化しても、夏季・冬季の賞与カット、希望退職募集などで乗り切れるからだ。

 週初に公表された内閣府の景気ウオッチャー調査(2月分)の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント上昇の48.9。先行き判断DI(同)は、前月差0.1ポイント低下の50.0となった。50は景気判断の分岐点だが、内閣府は、「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみられる」とした。

 だが、急変した中東情勢は、この調査に反映されていない。3月分の同調査の悪化は確実か。

 株価指数は景気に先行といわれるが、国際感覚に乏しい平和な島国・日本。ベースアップに期待する消費者心理に注目したい。今後の景気に影響するからだ。

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