醜聞対応後手、利権まみれ…日本スポーツ団体“迷走”の理由

公開日: 更新日:

「彼ら」とは主に競技団体の幹部だ。子供の頃からスポーツ漬け。メダルを取る連中はなおさらだ。現役時代の名前にすがるしかないのがほとんどだから、現役を退いてからは立場を利用して甘い汁を吸おうと目の色を変える。競技団体は結果として一流選手たちの老後の「救済機関」になり下がっている。政治家や役人とつるんで私利私欲に走るなら、その“意欲”を競技団体の本来の目的である選手育成やスポーツ振興に向けてしかるべきなのに、それをしない。いや、できないのが、いまの日本のアマチュアスポーツ界なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い