W杯決勝T進出で消えた“責任論”それでも田嶋会長でいいのか

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 西野ジャパンは「初のベスト8入り」を目標に掲げていた。しかし1勝しかできず、ベスト16止まり。

 それを「よくやった」「快進撃だ」とスポーツ紙に持ち上げられて喜んでいるようでは、これ以上の進化はないのではないか。

■政敵を駆逐する強権恐怖政治

 そもそも田嶋会長は明確な理由も示さないでハリルホジッチを解任。「代表監督の評価や次期代表監督選び」を行う技術委員会のトップだった西野委員長は、2015年シーズン限りでJの監督現場から離れ引退も同然。そんな指導者を後任に据えた場当たり的なデタラメ人事も含めて、田嶋会長は辞任という形で責任を取るべきだ、という声はJFA内にもある。

「田嶋会長は技術委員長だった06年、1分け2敗だったドイツW杯惨敗の責任を取って辞任するどころか、取り入っていた川淵会長(当時)が、異例の3期目に突入するドサクサにまぎれて専務理事に出世している。責任を取るという意識が希薄な人です。10年南アW杯以降に招聘したザッケローニ元監督、アギーレ元監督、そしてハリルホジッチ前監督と外国人監督選びは失敗に終わったが、10年南アW杯の後に専務理事から副会長に昇格した田嶋会長は『代表監督の選定は(JFA専務理事だった)原(現Jリーグ副チェアマン)と(技術委員長で腹心の)霜田(現J2山口監督)が担当。彼らが責任を取ればいい』と、われ関せず。技術委員会で選んだ代表監督候補は、会長や副会長ら幹部で構成される常務理事会に諮られ、最終的にJFA理事会が承認する流れ。副会長としての責任もあるはずなのに原、霜田だけを悪者にするのは無責任過ぎる――とJFA内でも非難の的になった」(サッカー関係者)

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