著者のコラム一覧
永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

日本の使命は開幕戦で4トライ以上のボーナスポイント獲得

公開日: 更新日:

 いよいよ20日・金曜日にラグビーW杯が開幕する。サッカーW杯、夏季五輪とともに世界3大スポーツイベントといわれるが、ラグビーファン以外の日本人には馴染みが少なく、どこが面白いのか、首をかしげている人も多いかもしれない。

 簡単に、かつ乱暴にまとめてしまえば、世界中のラグビーファンが試合をサカナにしてビールを飲んで騒ぐ〈お祭り〉がW杯だ。大会中のビール消費量は、サッカーW杯の約6倍といわれている。

 日本ではストイックに観戦するイメージがあるラグビーだが、もともとは中世の英国で行われた村の祭り「フットボール」が起源。手の使用を認めるか否かでフットボールがサッカー式ルールとラグビー式ルールに分かれたが、ルーツを考えれば、アルコールを飲みながら騒ぐことが目的で間違いではないのだ。

 20日には、開幕戦として日本とロシアの試合が行われる(東京スタジアム=午後7時45分キックオフ)。チケットは完売しているが、この試合を会社帰りに仲間とわいわい騒ぎながら楽しむことは今からでもできる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」