著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

コロナ禍で日本代表のチーム作りは白紙に戻ってしまった

公開日: 更新日:

 1月にタイで開催されたUー23アジア選手権では、森保一監督(51)がフル代表と監督兼務していた弊害からか、日本はその実力を発揮することはできなかった。しかも、東京五輪予選を兼ねていたのでライバルチームの完成度は高く、中でも五輪出場を決めた韓国、サウジアラビア、オーストラリアの力は日本をはるかに上回っていた。

 タイでの完敗劇の反省からか、JFAは新技術委員長にJリーグ特任理事(非常勤)に就任したばかりの反町康治氏(56)を兼務させることにした。今月29日の評議員会と新理事会を経て正式決定となる。そして現委員長の関塚隆氏(59)は、代表全般を統括するナショナルチームダイレクターとして、A代表や東京五輪世代のUー23日本代表などの強化に専念するそうだ。

 いささか唐突とも思える人事だが、関塚氏が就任するナショナルチームダイレクターは、森保体制のサポート役に特化することが予想される。

 コロナウイルス禍によって東京五輪の開催そのものが危ぶまれる中での関塚氏の異動は、もしかしたら五輪代表の監督に就くなど、森保監督の兼任解除を視野に入れての人事ではないか、という声も聞こえてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状