著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

エクアドル戦は“ジョーカー”三笘薫を先発に指名か E-1選手権MVP相馬勇紀を抜擢か?

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長友と原口にやたらとイジられている鎌田は…

 日本代表のトレーニングは、この日も午後3時から。練習場通いも5日目で徒歩25分の道のりにもすっかり慣れた。 

 この日は練習場横の廃棄物リサイクル場でイベントが開かれている。中に入ると子供たちがリサイクル工程を学びつつ、遊具で遊んだり、食事をしたりできるようになっていた。さすがはリサイクル大国・ドイツらしい試みだ。日本も休日の清掃工場などで催しを行えば、もっとごみ処理への関心が高まるはず。参考にしてほしいと感じた。

 練習場に着くと日本代表のバスが到着。チーム事情で離脱した冨安健洋(アーセナル)、背中の打撲で帰国した権田修一(清水)、右足負傷でリハビリ中の前田大然(セルティック)を除く27人が姿を見せる。

 集合前には、次戦先発濃厚の南野拓実(モナコ)が、1998年フランスW杯代表DFの斉藤俊秀コーチからアドバイスを受けていた。相手をかわし、フィニッシュまで持ち込む術を授けられていたのかもしれない。

 練習は冒頭15分のみの公開。ボール回しの一番の盛り上げ役は、今回もフィールド最年長の長友佑都(FC東京)。彼や原口元気(ウニオン・ベルリン)は鎌田大地(フランクフルト)に事あるごとにちょっかいを出していた。

「僕は、自分を持っているタイプの人間なので、先輩にああしろ、こうしろと言われても聞くタイプではないですね」と鎌田は話していたから、多少のイジリは問題ないのだろう。

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