• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「食堂のおばちゃん」山口恵以子著

 10年前、夫を失った二三は、勤めていたデパートを辞め、姑の一子とともに、亡夫が佃で営んでいた洋食屋を、昼は定食、夜は居酒屋となる食堂に変えて引き継いだ。その「はじめ食堂」に3カ月ほど前から全身を高級ブランドで固めた男が、夕食を食べに足しげく通ってくるようになった。また、毎火曜の昼間には、店に不釣り合いなモデルのような女が現れる。やがて二三と一子はテレビで、ブランド男が有名なIT企業の社長・藤代だと知る。そんなある夜、いつものように藤代が二三の店で夕食を取っていると、いつもは昼にしかこない火曜日の女が血相を変え飛び込んできた。(「三丁目のカレー」)

 自らもかつて社員食堂で働いていた著者がつづる下町人情連作小説。(角川春樹事務所 1300円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  3. 3

    データ分析室も機能せず…巨人に“天敵投手”続々の真犯人

  4. 4

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  5. 5

    小池都知事の沖縄入り 狙いは二階“大幹事長”に媚び売りか

  6. 6

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  7. 7

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  8. 8

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  9. 9

    突然の“密室”夕食会…安倍首相はトランプに何を飲まされた

  10. 10

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

もっと見る