人工透析なし10年 腎不全のバイオリニストが語る「食改善」

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「古来、受け継がれてきた低カロリーで滋養の多い雑穀食で病気を改善しようと決意しました」

 雑穀を取り入れても、すぐに腎機能の数値が安定したわけではない。一時は腎臓移植を覚悟したこともあった。しかし、雑穀を中心にさまざまな工夫を取り入れることで、腎機能の低下は止まり、むしろ少し良くなった。

 リュウさんがたどり着いた「腎臓を養うための7つのルール」は、次のものだ。

1.雑穀を食べる
「私が普段食べているのは、豆類も加えた“10種雑穀”です。たかきび、ひえ、もちきび、もちあわ、アマランサス、大麦、緑米、黒米、赤米、玄米を配合しています」

2.塩分量は一品ではなく一日で考える
「減塩を一日の合計で考えると変化に富んだ味付けができ、物足りなさを感じにくい」

3.キクラゲ、黒ゴマなど黒い食材を食べる
「黒い食べ物は生命力を強くします」

4.量より質

「満腹になることを目的にしない。旬の野菜を選び、無農薬、無添加の原材料で、シンプルな味付けで素材の持ち味を生かすようにしている」

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