司会・タレント 大木凡人さん(70) 大動脈瘤乖離

公開日: 更新日:

 今年の1月19日の夕方でした。トイレに行ったら、「バーリバリバリバリ~!!」と胸が引き裂かれるような感覚とともに、今まで体験した痛みをすべて足してもかなわないほどの痛みに襲われ、「ギャーッ!」と叫びました。

 すぐに「あの……イテーこの野郎!……あの背中が……とにかく痛くて動けません」と救急車を呼びました。救急車が迷うと困るので芸名を伝え、その場で保険証を渡し、あとは身を任せるだけと思っていた。でも、病院に到着したら名前が本名と芸名が交ざり、ネットのプロフィルと年齢が違うと大騒ぎ。実は妻とは14歳も年の差があり、妻の実家に結婚の挨拶に行くにあたって、妻から4歳若くしておいてと言われまして。

 以来、プロフィルも4歳サバを読み、そのままにしておいた。それが痛みに悶えているときに健康保険証でバレ、痛みをこらえながら、弁明したんです。

 診断は大動脈解離。しかも60センチも裂けていた。左肩のあたりにも動脈瘤が見つかりました。

 家族は医師から「手術しても助からないかもしれない」「助かっても動脈瘤のせいで左手が壊死する可能性があり、腕を切断するかもしれない」と言われたそうです。動脈瘤を切除し、奇跡的に手も問題なく動きました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言