皮膚の新陳代謝が10倍に 乾癬新薬「セクキヌマブ」の実力

公開日: 更新日:

 来年以降、今回の新薬のセクキヌマブと同様の「乾癬に特化した薬」が続々と登場する予定だが、専門家はやはり「安全性が上回り効果は同等、あるいは安全性も効果も同等だろう」という見方をしている。

 江藤副院長が何より強調するのは「早期発見、早期治療」だ。

「皮膚に発疹が出て、かさかさ赤くなり、皮がむけてきたら、湿疹やかぶれだと思わず、すぐに皮膚科専門医を受診してください」

 皮膚科を標榜していても、専門医でなければ脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎と誤診されることもある。くれぐれも「専門医」を。

▽新薬が適用になるのは?
 新薬セクキヌマブは、従来の尋常性乾癬に対する生物学的製剤と同じく、ほかの治療が副作用などで使用できない場合に使われる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動