「スキンシップが多い子供ほど学力が高い」のはなぜだ?

公開日: 更新日:

「オキシトシン」は、脳の下垂体から分泌されるホルモン。ストレスを緩和し幸せな気分をもたらしたり、信頼や愛情の感情に関わることから「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「絆ホルモン」などと呼ばれる脳内物質だ。

「フィンランドの子供が毎年、PISA学力調査で上位にランクされています。その理由として家庭でも学校でもスキンシップが多いことが指摘されています」

 山口教授の研究でも、小学生に自画像を描いてもらい、各子供の知能指数を出してみたところ、家庭でよく触れられている子供は、あまり触れられていない子供に比べて、知能指数が高い結果が出ている。自画像を分析すると家庭で触れられた子供ほど自尊心が高いことが分かったという。オキシトシンは日常的に触れ合うことで分泌が高まり、効果が増していく。しかし、子供が思春期になると触れることを嫌がるようになるので、触れ方にもコツがいる。

「部活や勉強を励ますように『頑張れよ』と肩を叩く程度でもいいのです。それに運動部であれば筋肉痛に悩まされることが多いので、マッサージをしてあげれば自然に触れることができます」

 夫婦間でも触れ合うことが大事。山口教授は「脳と皮膚の細胞は同じ『外胚葉』でつくられていて、皮膚は『露出した脳』なのです」と言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに

  2. 7

    危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り

  3. 8

    WEST.重岡大毅の授かり婚の事後報告に“騙された”とファン激怒 あの目黒蓮も…今も難しいアイドルの結婚事情

  4. 9

    NHKの看板報道番組「ニュースウオッチ9」もリオ五輪に浮かれていた

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ